



ブラックベリーの歴史は古く、古代ギリシャ時代には野生種を食用に収穫していたとされ、北アメリカでもネィティブアメリカンが数千年にわたり、野生種を食していました。ヨーロッパからアメリカへの初期の移住者たちは、野生のブラックベリーがたくさん自生しているのを見つけ、生食、保存食として利用したそうです。
日本には明治初期に北海道開拓使(北方開拓のため明治時代に置かれた日本の官庁)によって導入されました。

ブラックベリーの葉には、タンニンやフラボノイド、果実にはアントシアニン、エラグ酸、ペクチン、有機酸、ビタミンCなどの成分が含まれています。
近年、健康維持に役立つ成分として注目されているアントシアニンとエラグ酸は、ポリフェノールに分類される植物栄養素です。
目の健康によいことで知られるアントシアニンはブルーベリーよりも含有量が多く、サプリメントや美白効果を期待して化粧品にも多用されているエラグ酸も豊富で、ブラックベリーは美と健康のためにも摂りたいフルーツです。

1世紀の医師ディオスコリデスは、完熟した実をうがい薬として治療に使った記録があり、また、ヨーロッパの民間療法では葉を傷の洗浄に使っていたなど、ブラックベリーは食べて美味しいだけではなく、栄養価が高く健康に役立つ植物として古くから評価されてきました。




