
いつでも食べられる。
どんな料理にも相性抜群の野菜の王様にんじんを紹介します。

にんじんのオレンジ色の色素はベータカロテンによるものです。
ベータカロテンにはがん予防、動脈硬化、抗アレルギー作用を抑える働きが
あり、体内に吸収されるとビタミンAに変わりますが、体に必要な分だけ変化
するので過剰摂取の心配がありません。
にんじんを約50グラム摂れば、成人が1日に必要な量のビタミンAを補うこと
ができます。
ビタミンAは肌の粘膜を強くしたり、髪や爪を健康的に強くする働きがあるため、
美容にも効果があります。

にんじんの色は一般的にはオレンジ色ですが、色々な種類のにんじんがあり、
色も紫、白、黄色などの色があります。実は古代は今と違って紅紫色で長い
にんじんが主流でした。
理由ははっきりとしていませんが、品種改良を続けていくうちに私たちになじみの

深いオレンジ色に変化していったとの説があります。
にんじんは大きく分けて東洋系にんじんと西洋系にんじんに分けられます。
両方とも生まれはアフガニスタンです。
東洋系にんじんはその後、中国で品種改良されて16世紀に日本に入って来ま
した。東洋系にんじんの代表的なものが紅色をした金時にんじん(京人参)です。
一方西洋系にんじんはヨーロッパで品種改良され江戸時代末期に日本に入って
来ました。
甘味もカロテンも豊富に入っており栽培しやすかったので、
今ではこの西洋系
にんじんが主流となり、私たちの食卓に登場しています。

にんじんの皮にはたくさんの栄養が詰まっているため、きれいに洗って皮を むかずに食べることがベストです。
また、カロテンは油に溶けるので、油を使
って調理すると吸収効率がよくなります。
にんじんは根だけでなく葉にもビタミンAや
ビタミンC、カルシウムなどの栄養 が含まれています。
お料理のちょっとしたアクセントに入れてみてはいかがでしょうか。